海の精 海精にがり(国産)

- 200ミリリットル
スタンドパック - 400円(税別)
- 200ミリリットル
ボトルタイプ - 510円(税別)
手作り豆腐の味の決め手!
伝統海塩「海の精」の生産工程でできる伝統苦汁(にがり)です。主に豆腐づくりに使います。有名な“こだわりの豆腐屋さん”でも数多くご利用いただいています。
産地は、美しい自然に囲まれた離島、伊豆大島。原料は、黒潮が運ぶ清らかな海水100%です。他のニガリや凝固剤などは使っていません。製法は、ネット架流下式塩田で海水を濃縮し、塩を採取した後に残る母液を採取しています。
成分は、塩化マグネシウムだけでなく、生命保持に欠かせない、海水中の少量微量の元素を豊富に含んでいます。味は、ただ苦いだけでなく、わずかな塩味と、ほのかな旨さやコクがあります。だから、豆腐を固めるだけでなく、大豆(豆乳)の甘味や旨味を存分に引き出してくれるのです。
ご家庭でも、甘くてコクのある、あの昔なつかしい、おいしい豆腐がよみがえります。
ボトルタイプはノズル付きで1滴ずつ滴下しやすく、計量する際とても便利です。また、保管もしやすくなります。
- 原材料名
- 海水(伊豆大島近海)
- 賞味期限
- なし
- 保存方法
- 常温保管
開封後は密封して湿気を避ける
- 製 造 者
- 海の精株式会社
- 栄養成分表示
(100ml当たり) -
- 熱量
- 0
- kcal
- たんぱく質
- 0
- g
- 脂質
- 0
- g
- 炭水化物
- 0
- g
- 食塩相当量
- 9.7
- g
- マグネシウム
- 5700
- mg
- カリウム
- 1600
- mg
この表示値は、目安です。
- *法律上、「粗製海水塩化マグネシウム」として食品添加物(既存添加物)の表示が義務づけられていますが、昔ながらの天然にがりです。
- *国内の海水を使用して、国内で生産した、原料も製品も国産の苦汁(にがり)です。
- *原料は海水100%で、他のニガリや凝固剤などは使っていません
ココがちがう!〜製法・成分・味〜
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「海の精 海精にがり」ができるまで
伝統苦汁(にがり)は、一般に“天然にがり”と呼ばれ、伝統海塩の製造過程でできます。
日本の伝統的な製塩法は、海水を汲み上げて、太陽と風の力で濃縮し、それを火の力で煮つめて、塩の結晶を採取します。
このとき、海水をすべて煮つめるのではなく、ある程度まで結晶ができたところで、結晶と結晶にならなかった海水の残液=苦汁(にがり)を分離します。
海水から、塩と苦汁ができるわけです。つまり、伝統的な製塩法では、塩といっしょに必ず苦汁がとれます。
-
天日濃縮をするネット塩田です。
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ネット架の内部です。ネットに海水を流し、太陽と風の力で濃縮します。
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濃縮海水を平釜で煮つめて、塩の結晶ができます。
-
採塩タルに採取し、この上ずみが苦汁(にがり)で、下に沈んでいるのが塩です。
-
脱汁機にかけて、塩と苦汁(にがり)に分離します。
海水をすべて結晶にしてしまわない理由は、海水の成分を丸ごと塩にしてしまうと、ニガリ成分が多すぎて、おいしい塩類バランスが片寄って、とても苦い塩になるからです。また、栄養的にもマグネシウムが過剰になり、生理的な元素バランスがくずれてしまいます。
食用塩として理想の元素バランスは、単細胞生命が発生したころの古代海水にあると考えられます。私たちの血液や体液は、この古代海水の元素バランスを維持し続けているのです。
現代の海水は、かつての古代海水に比べると、マグネシウムがかなり増えています。だから、マグネシウムが塩の結晶に入りすぎないように、途中で結晶の析出を止めて、余剰の苦汁(にがり)を分離するわけです。塩にどのくらいのニガリ成分を含ませるかが、塩づくりで最も大切な要といえます。
海の精もそうした伝統的な製塩法を取り入れ、塩と余剰の苦汁(にがり)を分離して、仕上げています。伝統海塩「海の精」といっしょにできた伝統苦汁が「海の精 海精にがり」です。
「海精にがり」は、微量元素の宝庫!
海水には、80種を超える元素が含まれています。細かく分析すれば、地球上に存在するすべての元素があると言われています。それは、私たち地球の生命にとって、海には必要な元素のすべてが含まれていることを意味します。生命が海で生まれたことを考えれば、当然のことなのかも知れません。
海水を濃縮して、塩を採取した後の残液が苦汁(にがり)です。ということは、海水の成分から塩の成分を除いたのが、苦汁(にがり)の成分ということになります。
伝統海塩には、塩の主成分である塩化ナトリウムとともに、多くの少量微量の成分が含まれています。伝統苦汁には、主成分の塩化マグネシウムとともに、さらに多くの少量微量の成分が含まれています。
まさに「海の精 海精にがり」は、生命に必要な微量元素の宝庫なのです。
「海精にがり」が、豆腐の甘味と旨味を引き出す!
海水を蒸発して自然に濃縮すると、硫酸カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、塩化カリウム、塩化マグネシウムなどの順に、塩類が結晶となって析出してきます。
伝統海塩を採取するまでに、ほとんどの硫酸カルシウムと、多量の塩化ナトリウムと、少しの硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、塩化カリウムが析出します。逆に言えば、少量の塩化ナトリウム、多くの硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、塩化カリウムは、析出しないで伝統苦汁に残ることになります。
だから伝統海塩は、塩辛い中にも、甘さと、旨さ、コク、キレがあって、とてもおいしいのです。他方、伝統苦汁はとても苦いのですが、薄めてよく味わうと、苦い中にも、塩辛さ、旨さ、コク、キレがあるのが分かります。つまり、おいしさが含まれているのです。
「海の精 海精にがり」を豆腐づくりに使うと、マグネシウムイオンが豆乳のたんぱく質を固めることによって、大半の塩化マグネシウムと硫酸マグネシウムが分解されます。苦味は薄まり、塩分が残ったニガリ分といっしょに、豆乳の甘味や旨味を引き出すのです。
豆腐を甘く、おいしく作るコツは、伝統苦汁であっても、入れすぎないこと。もちろん足りなければ固まらないのですが、豆腐に苦味を感じるようなら入れすぎです。甘く、苦みはなく、それでいてコクを感じるのが、ベストです。
お客さまの喜びの声
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- 私の住む信州では冬場の農家の暮らしの中で、地元で収穫した大豆を使った“豆腐づくり”が人気です。タンパク質の源である栄養たっぷりの手造り豆腐は我が家の健康の源でもあります。私は豆腐づくりの決め手は「にがり」にあると、つねづね思っていましたので、塩の道クラブ〔海の精クラブ〕との出会いにより、ここ10年来「海精にがり」を使って、毎年おいしい豆腐をいただいています。市販の豆腐と味がちがうと言われています。海精にがりは是非、皆さんへお勧めします。
(長野県 小林元男様) - 海精にがりで豆富づくりをしております。天然にがりでの豆腐は豆富です。孫たちは豆富を食べれば豆腐はしばらく食べません。皆様に大変喜ばれており、海精にがりのお陰で人気上昇です。大豆も自家製です。
(長野県 清水貢様) - 大豆から豆腐まで手作り。こだわりを持ってやっております。海精にがり、最高です。水にもこだわっております。
(長野県 清水貢様)