山菜の天ぷら

出所:『塩料理』90ページ
山菜に含まれる独特な苦味やえぐみには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれていて、新陳代謝を高め、脳を刺激して、やる気をおこさせる効果があります。
また冬の間に溜め込んだ老廃物や余分な脂肪の排泄を高めて、春の柔軟な体にシフトしてくれます。
とくに天ぷらは揚げるだけで、簡単にそのおいしさが丸ごと味わえておすすめです。
春
- 調理時間
- 約 10〜20分
- 材料
-
・山菜(タラの芽、フキノトウ、コゴミなど)・・・適量
・揚げ油・・・適量
*溶き衣*
・小麦粉・・・1/2カップ
・海の精 ・・・小さじ1/4~1/2
・水・・・80~100cc
作り方
1.小麦粉に海の精を混ぜ、真ん中に水を注ぎながら菜箸で溶いて衣をつくる。
2.好みの大きさに切った山菜に衣をつけて、170℃に熱した油で揚げる。
ここがポイント
小麦粉に最初に、1割程度のソバ粉かヤマイモ粉を混ぜておくと、カリッとした天ぷらに。小麦粉以外の粉を1~2割混ぜると、変化のある天ぷらが楽しめます。海の精小さじ1/2の濃い味にすると、醤油なしで食べられ、大勢のパーティーやつまみ用に便利です。
油に衣を落として、ちょっと沈んですぐ浮いてくる温度が天ぷらの適温です。
油の中に入れた野菜にさわるのは、ひっくり返すときと取り出すときだけです。さわってばかりいると、カリッと揚がりません。