海の精 やきしお(国産)

食卓ビン60g

スタンドパック110g・150g

徳用サイズ540g

プチソルト10g

食卓ビン60g
454円(税込)
詰め替え用60g
259円(税込)
スタンドパック110g
464円(税込)
スタンドパック150g
605円(税込)
徳用サイズ(注ぎ口付き)540g
1,858円(税込)
プチソルト10g
205円(税込)
  • 原材料や
    栄養成分

  • 美味しさ
    のワケ

  • 使い方
    レシピ

  • 喜びの声

さらさらと“味の決め手”に

伝統的な壺焼製法でつくる伝統焼塩

伊豆大島の海水100%、天日と平釜で作った日本の伝統海塩「海の精 あらしお」を、高温で焼成した製品です。

土鍋で炒ったくらいで、ニガリ成分の多い伝統海塩(あらしお)を、湿気にくい焼塩にするのは、とても困難です。伊勢神宮・御塩殿(みしおどの)神社に伝わる古式壺焼製法を参考に、おいしいけどさらさらの伝統焼塩を完成しました。

600度C以上の高温で焼き上げていますので、湿気の原因となっているニガリ成分(塩化マグネシウム)が分解しています。そのため苦味が減り、「あらしお」よりマイルドであっさりした味わいになっています。けれども、栄養元素であるマグネシウムの量は変わりありません。

食卓塩として、生野菜、ゆで卵、目玉焼き、天ぷら、刺身などに便利なだけでなく、味わい深いお塩です。炒めもの、焼魚、ステーキなど、特に振り塩として、調理にもご活用いただけます。

原材料名
海水(伊豆大島近海)
賞味期限
なし
保存方法
常温保管
開封後は密封して湿気を避ける
製 造 者
海の精株式会社
製造方法
原材料名=海水(伊豆大島)
工程=天日、平釜、高温焼成
栄養成分表示
(100g当たり)
熱量
0
kcal
たんぱく質
0
g
脂質
0
g
炭水化物
0
g
食塩相当量
93.98
g
マグネシウム
760
mg
カルシウム
430
mg
カリウム
260
mg

  • *国内の海水を使用して国内で生産した原料も製品も国産の塩です。
  • *原料は海水100%で、他の原料塩やニガリなどは使っていません。

伝統の壺焼き製法だから、さらさらと使いやすい!

黒潮が打つ離島・伊豆大島で清らかな海水をくみあげて、太陽と風と火の力を使った日本伝統の塩田製塩法で、まず「海の精 あらしお」を作ります。これを伝統の塩壺焼成法で、さらさらと振りやすくしたのが「海の精 やきしお」です。

  • 天日
    天日

    ネット架流下式塩田に海水をくりかえし流して、太陽や風の自然エネルギーを利用して水分を蒸発させ、海水を濃縮します。

  • 平釜
    平釜

    濃縮した海水を蒸気式の平釜に入れ、ゆるやかな火の力で丹念に煮つめ、無機塩類の結晶を複合的に析出させます。

  • 脱汁
    脱汁

    煮あがったら、成分と結晶の形状をととのえてから、苦汁(未結晶のニガリ液)を分離します。
    ※ここまでは、「海の精 あらしお」の製法と同じです。

  • 焼成
    焼成

    「あらしお」を塩焼き壺に入れて、600度C以上の高温で焼成します。ブロック状の固まりを粉砕器にかけ、使いやすい粒子の大きさにととのえます。

  • 包装
    包装

    湿度調整された室内で、できあがった塩を入念に検品しながら、衛生的に包装します。

伊勢神宮につたわる、伝統の壺焼き製法!

ニガリ成分が多い伝統海塩はしっとりしていて、さらさらの焼塩にするのは至難の業。「海の精 やきしお」は、伊勢神宮・御塩殿神社に伝わる古式製法を参考に、高温で焼き切っているので、まず湿気ることはありません。

焼塩は、食卓塩を必要とする食文化が新しく芽生えた中世ころから、広く製造されるようになりました。近世には、専用の塩焼き壺でつくられ、京都・大阪をはじめとする関西地方で製造されて、各地にもたらされました。塩焼き壺のまま食膳にそえられたそうです。

壺焼き製法

さらさらしているのに、栄養成分は同じ!

600度C以上の高温で焼き上げていますので、湿気の原因となっているニガリ成分(塩化マグネシウム)は分解しています。けれども、栄養元素であるマグネシウムの量は変わりありません。

栄養成分(100g中)
・ナトリウム
…… 37 g
・マグネシウム
…… 760 mg
・カルシウム
…… 430 mg
・カリウム
…… 260 mg
・ヨウ素
…… 0.0185 mg
・鉄
…… 0.0046 mg
・銅
…… 0.003 mg
・マンガン
…… 0.0022 mg
・クロム
…… 0.0022 mg
・亜鉛
…… 0.0011 mg

※栄養成分は「あらしお」と変わりありませんが、水分が乾燥しているので、その分だけ値が大きくなっています。

「あらしお」より軽く、あっさりした美味しさ!

600度C以上の高温で焼き上げていますので、旨さのある苦味の成分(塩化マグネシウム)が分解しています。そのため「あらしお」より苦味が減り、マイルドであっさりした味わいになっています。

~誕生秘話~

“さらさらと使いやすい「海の精」がほしい”という声に応えて

1999年「海の精 やきしお」が発売になりました。「海の精 あらしお」が完成して、15年あまりたってからのことです。

その間、「あらしお」をお使いいただいている多くのお客さまから、“さらさらと使いやすい「海の精」がほしい”という声をいただいてきましたが、「海の精 やきしお」の完成までには、それだけの時間が必要でした。

「海の精」を“さらさらにする”のは困難だった

伝統海塩「海の精」は、海水100%を原料に、天日と平釜で塩の結晶をつくる伝統製法でつくられています。海水由来のニガリ成分(各種の無機塩類)を含み、ただ塩辛いだけでなく、甘さ、旨さ、コクがあります。

ニガリの主成分は塩化マグネシウムですが、これには潮解性といって、空気中の水分を吸って溶ける性質があります。そのため塩化マグネシウムを含んだ伝統海塩は、しっとりとしていて、炒って乾かしても、時間がたつと湿気てきます。

精製せず、栄養成分であるマグネシウムを含みながら、さらさらの塩をつくる。これはとても難しいことでした。身近に前例もなく、試行錯誤の連続でした。塩専売制が施行された明治以降、焼塩の資料はほとんどなく、焼塩の製造工程を知ることは容易ではありません。

それが、伊勢神宮の御塩殿(みしおどの)神社を見学して大きな手がかりを得て、焼塩づくりが前進しました。

伊勢神宮

焼成温度600度C以上、焼物に入れて焼く

“さらさらと湿気ない焼塩”の完成をめざして、科学的な知識を学びながら、試作を繰り返し、伝統焼塩をつくることができました。

そのポイントは2つ。塩化マグネシウムの潮解性を失わせて、さらさら感を保つには、焼成温度を600度C以上に設定すること、そして焼物の器に入れて焼くこと。

伊勢神宮の御塩殿神社では、三角すいの素焼きの土器に粗塩(あらしお)を入れて一昼夜焼くそうですが、その焼成には熟練を要すると言います。

この方法でニガリを含んだ塩の結晶を焼成すると、塩化マグネシウムが分解され、マグネシウムを含んでいるのに、再び湿気にくい伝統焼塩ができました。

“焼く”と“炒る”の違い

家庭で伝統海塩を土鍋で“炒る”と、しばらくはさらさらと使いやすくても、時間がたつとまた湿気てきます。これはニガリが乾燥しているだけで、潮解性のある塩化マグネシウムが変化していないから。

湿気ないようにするには、“焼く”必要があるのです。それが高温焼成で、「海の精 やきしお」の場合には、600度C以上で焼成しています。かといって温度が高ければよいというわけではなく、あまり焼きすぎると、湿気ない代わりに、ニガリの旨味がなくなってしまいます。

味もニガリの量も、焼成温度と焼成時間によって微妙に変化しますので、長年の経験と焼成窯(かま)の制御技術によって、ちょうどよいあんばいにコントロールしているのです。

「海の精 やきしお」に多くの声をいただいています!

子どもが、自分でゆで卵にかけています。余った塩までなめてるの。

食べた後、口の中に“くわーっ”と甘みが残った。塩が甘いのか!と発見した。

炒めもので使ったら、塩のビーンとくる辛さがなくて、まろやかだった。

トマトにやきしおをかけて食べたら、トマトの甘みを感じて、おいしくなった。じゃがいもをふかして振りかけるのも好き。

からだに良いものを家族に食べさせたいから...安心して使ってます。

  • 海の精の「やきしお」、本当に美味しいです。使いやすく、スープ、炒めもの、何でもシンプルな味付けで野菜のうまみを出してくれて、もう他の塩は使えません。友達にも自信をもっておススメしています。(長野県 I.N様)
  • ごはんを炊いた後にジャーに移し、少し残ったおこげごはんに「やきしお」をふりかけて食べるのが大好きで、最高においしいです。やきしお万歳!ってとこですね。大げさな言い方ですが、日本人で良かったぁと感じる私です。また、畑で作業した後(疲れた日の夕方)手の平に少しやきしおを振ってなめます。とってもおいしいと思います。こんなおいしい塩を作ってくださりありがとうございます。(石川県 T.M様)
  • 料理の先生のおすすめコメントにあったように、素材と合わさった時に引き出される美味しさに感動しました! 特に魚はわかりやすかったです。“塩焼き”ってこんなに美味しいものなんだなと実感しました。スーパーで売っている「天日塩」でも悪くはないんだろうと思いましたが、別物なんだと体で理解できたように思います。(神奈川県 S.O様)
  • いつも「やきしお(プチソルト)10g」を持ち歩いています。子どもも「シオ・シオ」と言って、ボトルを見ると欲しがります。グズった時、海の精をなめると少しおちつきます。おいしいお塩をいつも有難うございます。(東京都 栗田里枝様)
  • 私は「やきしお」が1番好きです。サラサラとしてとても使いやすいです。海の精クラブさんの塩しかもう使えなくなり、色々な塩をいただいても使いません。(埼玉県 M.K様)
  • この夏はすいかにメロン、梨にやきしおを振って頂きました。果物の甘さが更に引き立ち格別でした。これからは焼きいもや秋の果物にふって陰性さを中和して美味しく頂きたいと思います。(三重県 三浦様)
  • 「やきしお(プチソルト)10g」、愛用しています。かわいらしくって手品のように手の中に入るので外食する時、さっさと出せてとても重宝しています。(神奈川県 K.S様)
  • 携帯ケース入りやきしおはとても便利に使わせて頂いております。今度、醤油も考えて頂けませんか!! 活用する場が多いと思うのですが…。
    (埼玉県 T.E様)
  • 「やきしお(プチソルト)10g」はいつもカバンの中に入れています。1歳7ヶ月の男の子と共にいるのでケガをしたり、虫に刺されたり、車によったり、色々なことがおこります。そんな時にカバンからサッと出して、すぐに使えるプチソルトは、私達一家にとって大切な海からの贈り物です。(神奈川県 S.N様)
  • 昨年に引き続き、今年も息子が一日も休まず小学校へ通うことができました。それもこれも海の精のおかげさまです。お塩って本当に本当に大切ですね。ランドセルのポケットにはお守りの「やきしお(プチソルト)10g」が入っています(笑)。毎日元気いっぱいで過ごせることに感謝いっぱいです。本当にありがとうございます。(鳥取県 葉子様)
  • 原材料や
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    レシピ

  • 喜びの声

  • よくある
    質問

やきしお

おむすびが黄緑色っぽくなったけれど、大丈夫?

「海の精 やきしお」に限らず、焼塩全般に言えることですが、焼塩をおむすびに使うと、ごはんが黄色や緑色っぽくなることがあります。

ニガリ成分を含む塩は、焼くとアルカリ性になり、ごはんに含まれるフラボノイド色素はアルカリ性と反応して黄色や緑色っぽくなる性質を持っています。それが焼塩を使ったおむすびが変色することがある理由です。色がついてもごはんの味や風味に影響はないので、お召し上がりになってもまったく問題ありません。なお、変色を避けるには「海の精 あらしお」「海の精 あらしおドライ」をご利用ください。

やきしお

お湯に入れたら白く濁りました。

「海の精 やきしお」をお吸い物などに溶かすと、白く濁ることがあります。これは塩の中のカルシウムとマグネシウムが高温焼成によって変性し、水に溶けづらくなるためです。溶かす用途には「海の精 あらしお」「海の精 ほししお」をご利用ください。

塩 全般

他の塩と何が違うの?

塩の産地、原料、製法、成分、味などはさまざまです。「海の精」の産地は離島・伊豆大島。原料は黒潮が運ぶ清らかな海水100%。製法は2種類あります。

1つは日本の伝統製法で、天日で濃縮し、平釜で結晶させます。もう1つは天日で濃縮し、天日のみで結晶させる天日塩で、こちらは日本の塩づくりの歴史上、前例がない製法です。どちらの製法も現在の日本ではとても希少な製塩法です。

成分は、ナトリウムのほかに、生命保持に欠かせないカルシウム・マグネシウム・カリウムといった少量微量の無機元素を含んでいます。味は、塩辛さをもたらす塩化ナトリウムのほかに、甘さ・旨さ・コク・キレをもたらす他の無機塩類を5~6パーセントも含んでいます。

製法だけでなく成分や味も1972年の塩田の廃止とともに失われた日本の伝統を継承する、現在ではきわめて希少な塩です。

塩 全般

「海の精」には4種類あるけど、どう使い分けるの?

塩ですから、この用途にしか使えないというような厳密な使い分け方はありませんが、次の表を参考に、使い勝手の良さとお好みの味でお選びください。

製品名
特徴
おすすめの使い方

海の精 あらしお
<伝統粗塩>

海の精
あらしお
<伝統粗塩>
平釜で結晶させてから、おいしい塩類バランスになるよう、ニガリ成分を残しています。
【しっとりタイプ、溶けやすい、素材に密着】
万能タイプ。おむすび、ごはん、汁もの、煮もの、塩もみ。手作りの浅漬け、漬物、梅干、味噌づくりに。

海の精 あらしおドライ
<乾燥塩>

海の精
あらしおドライ
<乾燥塩>
「海の精 あらしお」のおいしい塩類バランスはそのままに、低温の温風で乾燥。振れるあらしおです。
【ぱらっとタイプ、溶けやすい、素材になじむ】
下味づけ、焼きもの、炒めもの、蒸しものなど、ぱらぱらと振りかける用途に。

海の精 やきしお
<伝統壺焼塩>

海の精
やきしお
<伝統壺焼塩>
ニガリ成分の多い「海の精 あらしお」を、600℃以上の高温で焼き、湿気にくくしています。
【さらさらタイプ、溶けにくい、振り塩専用】
食卓塩として。ごま塩、ふりかけ、揚げもの、目玉焼き、サラダなど、湿気をきらう用途に。

海の精 ほししお
<天日海塩>

海の精
ほししお
<天日海塩>
火を加えず、天日温室の結晶皿で少量ずつ、こまめに手間をかけて結晶させます。
ザラメ状・大粒、甘め、溶かしておいしい
菓子の飾り塩、寿司や天ぷらのつけ塩に。吸いものにも◎日本酒のつまみ塩にも。

塩 全般

塩には賞味期限がないの?

塩は品質の変化が極めて少ない無機物だけでできているので、賞味期限の表示義務がありません。品質の劣化がほとんどないといわれる砂糖、グルタミン酸ナトリウム、アイスクリームなども表示義務が免除されています。

塩 全般

上手な保存方法は?

「海の精」も他の塩と同じく常温で保管してください。ただし、「海の精」には潮解性(空気中の湿気を吸って溶ける性質)に富んだニガリ成分が多く含まれているため、使い勝手を維持するために湿気と乾燥にご注意ください。

開封後は必要量を密封容器に入れ、残りはチャック袋の口をしっかり閉めて、なるべく湿気のないところに保管してください。万一、湿気ても成分に変化はありませんので、そのままご使用いただけます。

また、湿気た塩が乾燥すると固結することがありますが、砕いてご使用いただけます。なお、手で潰せそうにない固まりでも、指先で転がすように少し揉むとサッとほぐれる場合も多いので、お試しください。

塩 全般

岩塩となにが違うの?

岩塩は、長い年月をかけて海水中の塩類が層状に結晶した地層から塩化ナトリウムの部分を採掘した塩です。

異物の少ない良質なものほど塩化ナトリウムの純度が高くなり、成分は精製された高純度塩に近くなります。

口に含むと粒が大きいので溶けるまでに時間がかかり、まろやかな味に感じることもありますが、細かく粉砕してなめると、とても塩辛く感じます。

岩塩は無機塩類(ミネラル)豊富と思われがちですが、一般的に岩塩は塩化ナトリウム純度が非常に高く、その他の無機塩類はほとんど含まれていません。

塩 全般

いつ作られた塩ですか?

「海の精 あらしお」・「海の精 あらしおドライ」・「海の精 ほししお」・「海の精 やきしお」は、袋に印字されているロットNoから包装日などの生産情報がわかります。こちらで検索いただけます。

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