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「海の精」ができるまで
〜 自然海塩「海の精」は母なる海のエキス 〜
伊豆大島    
「海の精」のふるさとは太平洋に浮かぶ小さな島、清らかな海に囲まれた伊豆大島です。そのなかの国立公園内で、清麗な海水100%を原料に塩づくりをしています。
ステップ1 < 天日で海水を濃縮 >   

伊豆大島の西南部の海岸沿いに“ネット式立体塩田”がそびえ立っています。“塩田”って何?と聞きなれない方も多いでしょう。塩田とはその名のとおり、海水から塩のもととなる濃い海水をつくり出す田んぼのことです。

太陽の光が降りそそぎ、風が吹き抜ける塩田の中にネットを張り巡らせて、汲み上げた海水を流します。繰り返し流すことで、自然の力で水分を蒸発させて海水を濃縮していきます。

ネット式立体塩田〕 
塩田の内部〕 

日本では、はるか昔の古代より太陽熱や風力などの自然エネルギーを利用する塩づくりが行われてきました。海の精は、工夫や改良を重ねながら、これらの伝統製法を今に受け継いでいます。
ステップ2 < 煎ごう(煮つめる) >  

塩田でつくられた濃縮海水を、蒸気式の平釜でじっくり煮つめます。さらに水分が蒸発し、海水中のミネラルが塩の結晶として出てきます。

海水にはナトリウムだけでなく約70種類ものミネラルが含まれています。これらの様々なミネラルをいかにバランスよく含ませるかが、おいしくて、体に良い塩づくりの腕の見せどころ30余年にわたる研究と熟練の技術で、ニガリ成分を適度に含んだまろやかな味わいの塩に仕上げます。

釜揚げのタイミングが塩の成分や味を左右します。
ステップ3 < 熟成・採塩 >  

煮あがった塩汁は、水分や未結晶のニガリ成分と混ざっている状態です。これをタルに移し、脱汁します。

分離された液体は、豆腐づくりなどに使われるニガリ液。塩にもニガリ液にも海水中の様々なミネラルが含まれています。 


ニガリ液の色が示す自然製塩法>
自然海塩とともに生まれるニガリ液は、黄色みを帯びています。これは海水に含まれる海藻類の色素の色で、自然製塩法でつくった証。海藻類そのものはフィルターで除去されますが、色素成分がニガリ液中に残るため色がつきます。また、海藻の量は季節によって異なるため、一定ではありません。
一般に、太陽熱を利用して海水を天日濃縮する製法のニガリ液は、黄色みを帯びます。太陽熱を使わずに海水を直接煮たもの、イオン交換膜や逆浸透膜で濃縮したもの、化学的に精製したニガリにはみられないことです。

ステップ4 < 検品・包装 > 

ほどよくニガリ成分を含んだ「海の精(あらしお)」は、しっとりとした手触りです。湿度調整された室内で、塩を丹念に検品しながら衛生的に包装していきます。
自然の力と手間を惜しみなく注いで、
ようやく自然海塩「海の精」が生まれます。
 
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