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海の精の使い方 |
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| 1.なるべく早く入れる |
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| 海の精のミネラルは有機物と結合することでおいしくなり、体内でよりスムーズに働けるようになります。なるべく早く海の精を入れて、20分以上加熱するか、漬け込むように心がけてください。その間に海の精のミネラルが、野菜などの有機成分と結合して甘味と旨味に変わり、生命力を高める絶妙なおいしさが生まれます。 |
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| 2.混ぜる塩と乗せる塩 |
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海の精を早く入れておいしさを引き出すのが基本ですが、海の精には材料をしめる働きがあるので、素材によっては先に入れない方がよい場合があります。逆に煮崩れしやすいものは、早く入れた方がうまくできます。
おにぎりやサラダのように、塩で素材を包み込むと、また違ったおいしさを味わえます。下味は混ぜる塩、仕上げは乗せる塩、という感じで組み合わせると、新鮮なおいしさが味わえます。 |
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| 3.食卓塩には焼塩 |
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「海の精」(粗塩)を600℃以上の高温で焼成したものが「海の精やきしお」(焼塩)です。きめが細かく湿気のない焼塩は、食卓塩に便利です。なお、煮込料理には焼塩ではなく、生のままの海の精(粗塩)を使ってください。混ぜる塩には「海の精」(あらしお)が、乗せる塩には「海の精やきしお」が最適です。
焼塩が常備してあれば、すり切り1杯の焼塩に対して、ふわっと4杯のごまを炒って軽くすり混ぜるだけで、ごはんい欠かせないサラサラのゴマ塩が手軽につくれます。 |
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| 4.あると便利な水塩 |
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| お湯に少しずつ海の精を入れ、混ぜながら溶かします。よく混ぜても海の精が少し残っている状態(飽和塩水)にしたのが「水塩」です。ビンに入れて、醤油の要領で使います。液体なので塩味を均一につけるのに便利です。あっさりとした塩味を追加したいときや、洋風の料理にぴったり。醤油さしに入れて、食卓で使っても重宝します。 |
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海の精一つまみって何g? |
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| 1.二本指で一つまみ(親指と人差指)…0.5g |
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| 2.三本指で一つまみ(親指と人差指と中指)…2g |
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| 3.小さじ(5cc)1杯…5g |
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| 4.大さじ(15cc)1杯…15g |
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| 5.1カップ(200cc)1杯…200g |
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*つまんだ量をはかりで計って、「一つまみ」の感触を覚えましょう。
*計量スプーンで計ったものをはかりで計って、5gと15gの感じをつかみましょう。
*料理をするたびに、計った量を手に取り、見た目の分量のイメージをインプットするくせをつけると、いつのまにか必要な量の海の精を目と手の感触が教えてくれるようになります。
*たっぷり4人分のスープに入れる海の精は大さじ1くらいなので、「一つまみ」という感覚で入れていたのでは、いつのなっても適塩のおいしいスープにはなりません。「一つまみ」というより「一すくい」、ばさっとふるという感覚に慣れましょう。
*保存用の漬け物を漬けるときやパスタをゆでるときなどには、「一つかみ」感覚で海の精を使います。 |
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調味料換算術 |
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海の精小さじ1=海の精の「水塩」大さじ1
(水塩の塩味は海の精の約1/3)
海の精小さじ1=海の精の「梅酢」大さじ1
(梅酢の塩味は海の精の約1/3)
海の精小さじ1=海の精の「醤油」大さじ2
(醤油の塩味は海の精の約1/6)
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おいしさの原点は約1%の塩加減 |
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| 1.500ccの野菜に海の精小さじ1 |
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| 2.500ccの水に海の精小さじ1 |
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私たちがおいしいと感じるのは、仕上がりで体液よりやや濃いめの塩分1%前後の塩分濃度の食べ物です。2%を超えるとしょっぱく感じます。塩分1%をめやすに自分の舌と体で素材のおいしさを引き出す塩加減を体得することが、料理上手への一番の近道です。塩加減がわかるようになれば、味覚も健康もどんどん回復します。
スープに野菜が入ると塩気が打ち消されるので、1.2%前後の海の精を入れると適塩になります。豆腐、コンニャクなどのように、とくに陰性が強い食材は塩味を打ち消す力が強いので、もっと多めに海の精を入れないと、ちょうどよいおいしさにはなりません。塩がききにくい方が陰性と覚えておけば、食材の陰陽度は簡単に見分けることができます。
漬け物の場合は、ごはんと一緒に少量を食べて、トータルでおいしさのバランスをとります。塩味の濃いものは少なく食べたり、塩味の薄いものと合わせて食べればよいのです。一夜漬けや浅漬けには2〜3%の塩を入れますが、きゅっと絞って食卓に出したときには、ちょうど1%〜1.2%の塩加減になっています。 |
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海の精で体のミネラルバランスをととのえる |
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| 1.大切なカリウムとナトリウムのバランス |
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| 料理することの大きな目的の一つは、食べ物のミネラルバランスを人間に体の機能やその人の体調に合わせてととのえることです。その数60種以上にも及ぶ体内のミネラルの量とバランスを一定に保つことによって、体の健全な生命活動は支えられています。とりわけ重要なのが、拡散力をつかさどり、体内を冷やす働きのあるカリウムと、その反対の収縮力をつかさどり、体を温める働きのあるナトリウムのバランスです。 |
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| 2.海の精を使えば自然にバランスがとれる |
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| 穀物や野菜にも種々のミネラルが含まれていますが、多くのカリウムを含むため、塩抜きでごはんや野菜を食べていると、カリウム過剰で体が冷えきってしまいます。海の精には、多くのナトリウムと60種以上のミネラルが含まれています。難しく考えなくても、穀物(ごはん)を主食にし、地場でとれた旬の野菜などを副食にして、海の精を用いて甘味と旨味を引き出した料理を楽しんでいれば、自然にミネラルバランスはととのえられます。細胞も喜ぶおいしさは、海の精により食べ物のミネラルバランスがととのったその瞬間に、現れるのです。 |
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| 3.人工食品の害も海の精で調整 |
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| 人工的な食品にはミネラルがほとんど含まれていません。含まれていても不自然にバランスが偏っているので、体内のミネラルバランスを崩します。海の精には不足するミネラルを補ってバランスをととのえる力があるので、少量の人工食品の害は、海の精を多めにとることで調整することができます。 |
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塩加減は気分や体調に合わせて調節 |
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| 1.体を温めたいとき、元気を出したいときは海の精を多めにして塩気を強く |
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| 寒い季節、朝食、体を使った日、汗をたくさんかいたとき、疲れたとき、ケガをしたときや、陰性の食材(豆腐、コンニャク、豆、イモ、キノコ、ナス、トマト、ジャガイモ、キュウリ、トウガンなど)を食べるときなどにも。よく煮込むとさらに効果的です。 |
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| 2.体を冷やしたいとき、リラックスしたいときは、海の精を少なめにして塩気を弱く |
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| 暑い季節、夕食、あまり体を使わなかった日、くつろぎたいパーティーのときや、陽性の食材(魚介類、肉類、卵など)を食べるときなどにも。あまり火にかけないと、さらに効果的です。 |
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